月は太陽系の中で地球に最も近く、唯一人類が到達したことがある天体です。
そんな月の土地が買えるって知っていますか？
日本でもニュースやテレビで取り上げられているのでご存じの方も多いかもしれませんが、月の土地が買えるのです(笑)
アメリカのデニス・ホープ氏が設立したルナ・エンバシーという会社が販売しています。
ここで疑問が1つ。
そもそも「月は誰のものなのか？」です。
デニス・ホープ氏もこれに疑問を持ち、様々な法律や条約を調べたそうです。
そこで分かったのが、1967年に国連で発行された「宇宙条約」しか存在しないということです。
この宇宙条約に「国家が所有することを禁ずる」と記載されていたので、「個人ならOKじゃないか？」という奇想天外な発想により、1980年にサンフランシスコの行政機関に所有権の申し立てをしたところ・・・受理されたそうです(笑)
その後、アメリカ合衆国政府、ソビエト連邦政府、国連に月の権利宣言書を提出しました。（1980年代って冷戦中なのに・・・）
どこの機関からも異議申し立てがなかったので、月の土地の販売し、権利書の発行を始めたのです。
つまり「地球圏外の不動産屋」です(笑)
ちなみに月の値段は1エーカー（約4047㎡）が2700円です。（※1エーカーはサッカー場くらいの広さです）
月のオーナーシップカード付きは3250円です。
ものすごく安いですね。
この価格とロマンに惹かれて、全世界で600万人以上が購入しており、ルナ・エンバシーは約11億円以上を売り上げているそうです。
現在は行っていませんが、ルナ・エンバシーでは過去には月以外に火星・金星の土地販売も行っていました。
個人的には月よりも火星の方が興味あります。
2030年頃にはイーロン・マスク氏が設立したスペースX社が火星移住計画ための基地の完成を目指していますので、いつか人類が火星に住むようになった時には火星の土地の価格は桁違いに高くなるでしょうね(笑)
月や火星の土地を買っても実際に行くというのは現実的ではありませんが、なんか夢やロマンがあって良いと思います。
興味がある人はルナ・エンバシー社を調べてみてください。
それにしても「地球圏外の不動産屋」という発想には驚きましたが、私は「地球圏内の不動産屋」として地道にやっていきます(笑)
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