ディズニーランドの登記簿謄本(登記事項証明書)がスゴイ

千葉県の浦安市にあるテーマパーク「東京ディズニーランド」は老若男女を問わず、人気のテーマパークです。

東京ディズニーランドはアメリカ以外で建設された最初のパークであり、オープンは1983年4月15日です。
年間来場者数は約1800万人となっていて、世界で見ても第3位の来場者数となっています。

このブログは不動産関係ですので、ディズニーランドの紹介をするわけではありません。

今回は東京ディズニーランドの登記簿謄本（登記事項証明書）が予想以上にスゴイのでご紹介します。
※これは私が実際に調べたものではなく、インターネットで見つけたものになります

登記簿謄本（登記事項証明書）とは？

その前に、土地や建物（戸建、マンション、アパート、ビル）などの不動産には絶対に所有者がいます。

所有者の氏名や住所、不動産の場所、大きさ、構造、地目などが法務局の登記簿に記載されています。
その登記簿は電子データとして管理されていて、その記録された内容を用紙に印刷し証明書として発行したものが登記事項証明書です。

※法務局へ行って、お金を支払えば、登記事項証明書の取得は誰でも可能です！（他人の所有物でも可能です）

※登記簿謄本（登記事項証明書）は1通600円です！

※登記簿謄本（登記事項証明書）を取得の際には土地ならば地番、建物ならば家屋番号が必要です！

ちなみに「登記簿謄本」と「登記事項証明書」はほぼ同じだと考えて問題ありません。

登記簿謄本（登記事項証明書）に記載されている内容は？

登記簿謄本（登記事項証明書）は表題部、権利部（甲区）、権利部（乙区）に分かれています。

◆表題部
⇒表題部には土地や家屋の物理的状況が記載されています

【土地の場合】
・所在
・地番
・地目
・地積など

【家屋の場合】
・所在
・家屋番号
・構造
・床面積など

◆権利部（甲区）
⇒権利部（甲区）には土地家屋の所有者の氏名、住所、所有権に関する事項が記載されています（差押や仮登記なども含む）

・所有権に関する事項
・所有者の情報など

◆権利部（乙区）
⇒権利部（乙区）には住宅ローンなどの抵当権に関する内容など所有権以外の権利に関する内容が記載されています

・所有権以外の権利に関する事項（抵当権などの担保の情報、地上権などの用益権の情報など）

シンデレラ城の登記簿謄本

登記簿謄本（登記事項証明書）の意味や内容について簡単に説明したところで、最も興味があるディズニーランドの登記簿謄本（登記事項証明書）にいきましょう。

ちなみに1つの建物に1つの登記簿謄本（登記事項証明書）があります。
ディズニーランドには100を超える建物（アトラクションだけでなく、事務所、レストラン、トイレなども含む）があり、全て取得するにはかなりの時間とお金が必要となるので…………インターネットで紹介されていたものはシンデレラ城です。

【シンデレラ城の登記】

所在：千葉県浦安市舞浜1番地1

家屋番号：1番1の17

種類：店舗・劇場

構造：鉄骨造合成樹脂版葺地下1階付5階建

床面積：

5階	79.53㎡
4階	55.30㎡
3階	475.82㎡
2階	106.93㎡
1階	450.03㎡
地下1階	755.66㎡

原因及びその日付：昭和57年12月28日新築、昭和61年7月15日種類変更

所有者：株式会社オリエンタルランド（浦安市舞浜1番地1）

まさか、夢の国の情報が知ることができるとは……シンデレラ城の登記簿謄本を取得された方に感謝ですね(笑)

シンデレラ城の登記簿から注目して頂きたいのは「床面積」です。
シンデレラ城は登記簿上では1階と3階の床面積が広いのでメインで使用されていて、地下1階には約1.7倍の広さが確認できます。

今は廃止されてしまいましたが、私が子供の頃には「シンデレラ城ミステリーツアー」というものがありました。
シンデレラ城の内部を20人くらいで探索し、選ばれた人が光の剣で悪の魔王を倒すというものだったそうです。
私はシンデレラ城ミステリーツアーには1度しか行ったことがないのと、遥か昔のことなのでほぼ覚えていません(笑)

でも、その際に1階と3階と地下1階に行ったのかもしれませんね。
あのシンデレラ城の内に入ったというのは今となっては貴重な体験ですね。

ちなみにシンデレラ城ミステリーツアーが廃止になった理由は公式からは発表されていませんが、「建築基準法の改正によりシンデレラ城が基準未満となり、廃止となってしまった」という噂があります……嘘か本当かは分かりませんが。