アパートやマンションなどの賃貸のお部屋を探していると「インターネット無料」と記載されている物件を見たことがあるはずです。
これはインターネットの回線使用料が無料のお部屋のことです。
つまり「無料でインターネットが使用できる」ということ。
そこで今回はインターネット無料の賃貸物件について、その特徴やメリット・デメリットなどをご紹介します。
「インターネット無料」と記載されている賃貸物件の所有者（大家さんなど）がプロバイダとインターネット回線を契約して使用料を負担しているので、マンションの住人は無料でインターネットが使用できます。
さらに既にインターネット回線が開通している状態なので、入居後すぐに利用できます。
建物によってはインターネット回線の開通工事が結構かかる場合もあるので、これは嬉しいですね。
ちなみに「インターネット接続可」とか「インターネット対応」という文言はお部屋までの配線は完了しているけど、オーナーによる契約はされていない状態を指すことが多いので、気になる方は仲介の不動産屋に詳しくお聞きください。
インターネット無料のメリット
・インターネットが無料で使用できる
個人でインターネットを契約すると月3000～4000円ほどかかります
・入居後すぐに使用できる
面倒な契約や工事など無しでインターネットを使用できます
インターネット無料のデメリット
・通信速度が遅い
インターネット回線をマンション全体で契約して1つの回線を全ての部屋で共有して使用しているので、基本的に通信速度は遅いです（特に利用者が多い時間帯（19時～24時）はYoutubeやオンラインゲームなどは止まることもあります）
※ただし通信速度は環境や物件によって変わるので、実際に使用してみなければ速度は分かりません
・家賃もしくは共益費（管理費）が高くなる
大家さんもしくは所有者がインターネット代を負担しているので家賃もしくは共益費に使用料が上乗せされているケースが多いです
※接続は有線方式（LANケーブル）と無線方式（Wi-Fi）ですが、最近のマンションは無線方式（Wi-Fi）が多いのでスマホでも接続可能です
まとめ
「インターネット無料」と記載されている賃貸物件はマンションの住人は無料でインターネットが使用できます。
◆インターネット無料物件が向いている人
・インターネットをあまり使わない人
・たまにYoutubeなどを観る人
・インターネット回線工事が面倒な人
◆インターネット無料物件が向いていない人
・在宅ワークでインターネットを使う人
・Zoomなどのオンライン会議が多い人
・ライブ配信をする人
・オンラインゲームをする人
インターネットをあまり使用しない人には「インターネット無料」の賃貸物件は良いと思いますが、通信環境や速度を重視したい人には個人で契約することをオススメします。
通信環境や速度を重視したい人は物件の内見の際に「別途、プロバイダーは契約できますか？」や「光回線は使えますか？」などを仲介の不動産屋に伝えて、管理会社に確認してもらいましょう。
※アパートや戸建ての場合は工事も難しくないのですが、マンションの場合は管理組合の許可が必要になり個別契約ができないケースもあります
新居への引越しをお考えの際に参考にしていただければ幸いです。
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