テラスハウスとタウンハウスの違い

「テラスハウス」と「タウンハウス」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

ただ、名前は知っていても、それぞれがどのようなタイプなのかは知らない方が多いはずです。

そこで今回は「テラスハウス」「タウンハウス」の特徴や違いをご紹介します。

◆テラスハウス

・隣りの住戸と壁が繋がっている戸建て

・タウンハウスと外観で判断するのは難しい

・敷地を分筆して登記するので、それぞれが所有権を持っている
（敷地が分けられているので外観では集合住宅ですが、所有権があるので戸建て住宅に近い）

・それぞれの庭や駐車場がある

・2～3階建ての低層住宅

◆タウンハウス

・隣りの住戸と壁が繋がっている戸建てのような住宅

・敷地は建物の専有面積の割合に応じて共有するので区分所有権となります（分譲マンションに近い感じ）

・住人全員で利用出来る庭や駐車場などの共用部がある（維持費として別途使用量がかかる場合が多い）

・2～3階建ての低層住宅

・建築基準法上では長屋

※長屋とは？
⇒1つの建物の中に複数の住戸が作られている集合住宅のことで、外から各住戸へ直接出入りできるもの

つまり、、、

テラスハウス ⇒ 戸建てっぽい
タウンハウス ⇒ マンションっぽい

ちなみに某恋愛リアリティー番組の影響で、「テラスハウス＝シェアハウス（複数人が共同生活を送るための住宅）」と思っている人が多いのですが……テラスハウスとシェアハウスは全くの別物です(笑)

「テラスハウス」と「タウンハウス」の違い

・テラスハウスは敷地が専有（戸建てに近い）

・タウンハウスは敷地が共用（マンションに近い）

・マンション（共同住宅）よりも戸建に近い感覚で生活できる

・他の住人との交流があるのでセキュリティー面でも安心できる

・単独で建て替えや修繕などはできないので、建て替えや修繕や改築は他の住民の許可を得なければできない

・壁が繋がっているので隣の家の音が気になることがある

テラスハウスもタウンハウスもそれぞれ良い部分と悪い部分がありますが、それよりも問題なのはマンションに比べて数が少ないのです(笑)

もちろん数は少ないのですが、都内でも賃貸のテラスハウスもタウンハウスはあります。
ご希望の方はお近くの不動産屋に聞いてみて下さい。

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