新幹線といえば「東京発」というイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし実はかつて、「大宮発」の新幹線が数多く走っていた時代がありました。
埼玉県最大のターミナル駅である大宮。
東北・上越・北陸新幹線が集結する、日本有数の新幹線拠点です。
それにもかかわらず、現在は大宮始発の新幹線はほぼ消滅しています……。
では、大宮発の新幹線は今後復活する可能性はあるのでしょうか?
そこで今回は以下の視点から、じっくりと読み解いていきます。
・かつて存在した「大宮発新幹線」の歴史
・なぜ消滅してしまったのか
・現在の運行体制の問題点
・大宮始発復活の可能性
・利用者の期待と現実
大宮付近にお住まいの方、大宮付近で不動産投資をお考えの方はぜひ最後までお読みください。

かつては「大宮始発」が当たり前だった
現在の若い世代からすれば意外かもしれませんが、2000年代前半までは「大宮始発」の新幹線は決して珍しい存在ではありませんでした。
<東北新幹線・上越新幹線の歴史>
東北・上越新幹線は1982年に大宮暫定開業しました。
当初は東京駅まで開通しておらず、大宮が実質的な始発駅だったのです。
その後、1991年に東京駅まで延伸されますが、それでも長らく大宮始発の列車は多数残されていました。
特に朝夕の通勤・出張時間帯には「大宮発仙台行き」「大宮発新潟行き」「大宮発長野行き」などが設定され、埼玉県民にとっては非常に便利な存在でした。
なぜ「大宮発新幹線」は消えてしまったのか?
なぜ、これほど重要な拠点である大宮からの始発列車がほぼ消滅してしまったのでしょうか?
この理由は一つではありません。
①東京一極集中ダイヤの強化
最大の要因は、JR東日本のダイヤ戦略です。
現在の新幹線ダイヤは、ほぼすべてが「東京駅起点」で設計されています。
東京〜仙台、東京〜新潟、東京〜金沢という需要が圧倒的に多く、「東京発着」を最大化することで収益性を高める方針が取られています。
その結果、「わざわざ大宮始発を設定する意味が薄れた」という判断がなされているのです。
②車両基地の配置問題
新幹線の始発駅を設定するには、近くに車両基地が必要です。
しかし現在の主要な新幹線車両基地は東京方面(東京車両センター)、那須塩原、新潟新幹線車両センター、長野新幹線車両センターなどに分散しています。
大宮にはかつて車両基地が存在しましたが、現在は大規模な始発運用を組める体制が整っていません。これも大宮始発が減った大きな要因です。
③線路容量の問題
大宮〜東京間は、日本で最も過密な新幹線区間の一つです。
東北、上越、北陸新幹線がすべて集中し、1時間に何十本もの列車が走行しています。
このため…大宮で折り返す余裕がない、東京まで走らせたほうが運行効率が良いという事情もあります。
現在の大宮駅の位置づけ
では現在の大宮駅は、新幹線ネットワークの中でどのような役割を担っているのでしょうか?
現在の大宮駅は以下のような日本屈指のターミナル駅です。
1日利用者数:約60万人
在来線:JR東日本最大級の結節点
新幹線:東北、上越、北陸すべてが停車
しかし新幹線に関しては「ほぼ全列車が通過する中間駅」という立場に置かれています。つまり「巨大な通過駅」と位置づけなのです。
乗降客数は新幹線駅としても全国トップクラスであるにもかかわらず、始発列車はほぼゼロ。
このギャップこそが、大宮の最大のジレンマと言えるでしょう。
大宮始発が復活すると何が変わるのか?
もし大宮始発の新幹線が復活すれば、どのようなメリットがあるのでしょうか?
①埼玉県民の利便性が飛躍的に向上
現在、埼玉県民が新幹線を利用する場合は東京駅まで在来線で移動、混雑したホームを歩く、始発争奪戦に参加という「見えないコスト」が発生しています。
もし大宮始発があれば、確実に座れる、移動時間が短縮される、精神的なストレスが減るという大きなメリットがあります。
②東京駅の混雑緩和
東京駅の新幹線ホームは慢性的に混雑しています。
大宮始発を設定すれば、乗客の分散、ホーム混雑の緩和、乗換導線の改善といった効果も期待できます。
③大宮の都市格がさらに上昇
すでに埼玉の首都とも言われる大宮ですが、始発新幹線が復活すればビジネス拠点としての価値、観光拠点としての価値、国際都市としてのポテンシャルがさらに高まるでしょう。
つまり不動産価格、土地価格なども上がるので不動産投資には良いかも知れません。
復活の可能性はあるのか?
では、肝心の「復活の可能性」はどれくらいあるのでしょうか?
私個人としては「短期的な全面復活は難しいが、部分的復活の可能性は十分にある」と思います。
①早朝・深夜帯の始発設定
最も現実的なのは、早朝や深夜帯の大宮始発です。
現在でも東京始発が早すぎる、終電が早すぎるという不満は多く聞かれます。この時間帯に大宮発仙台行き、大宮発新潟行きなどを設定すれば、車両運用上の負担も比較的小さく済みます。
②臨時列車・繁忙期対応
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの繁忙期には乗車率が200%を超える列車、デッキに人があふれる光景が珍しくありません。
このような時期に限定して「大宮発臨時新幹線」を走らせることは、十分に現実的な施策と言えます。
③将来の都市構造の変化
今後、日本は少子高齢化と人口減少が進みます。
東京一極集中が緩和され、首都圏副都心の強化、多極分散型都市構造が進めば、大宮の重要性はさらに高まります。
その流れの中で「東京発一辺倒の新幹線ダイヤを見直す」という議論が起こる可能性も十分にあります。
地元の期待と声
実際、大宮始発の復活を望む声は少なくありません。
SNSや掲示板では「大宮始発があった頃は本当に便利だった」「東京まで出るのが面倒すぎる」「大宮のポテンシャルを活かしきれていない」といった声が数多く見られます。
また、さいたま市や埼玉県も大宮を「首都圏有数の広域拠点」と位置づけており、交通インフラの強化は重要政策の一つとなっています。
大宮は「日本の第二の玄関口」になれるのか?
日本の新幹線ネットワークは東京駅を絶対的中心とした放射状構造になっています。
しかしそのすぐ北に位置する大宮は東北・上越・北陸を結ぶ分岐点、在来線の一大結節点、広大な商業・業務エリアという極めて高いポテンシャルを秘めた都市です。
それにもかかわらず、現在の新幹線運行体制では「通過される巨大ターミナル」という、どこか中途半端な立場に甘んじています。
もし大宮始発が本格的に復活すれば、日本の交通構造、首都圏の都市構造、ビジネスの動線、そのすべてが少しずつ変わっていくかもしれません。
まとめ
結論として……大宮発新幹線の全面復活は現時点では難しいが、部分的な復活や臨時運用の可能性は十分にあるはずです。
そして何よりも、大宮には「始発駅としての器」があるという事実は今も変わっていません。
かつて、大宮が日本の新幹線玄関口だった時代を知る人にとって、そしてこれからの都市の未来を考える人にとって「大宮発新幹線復活」は決して夢物語ではないのです。
また首都直下地震などを想定した場合には「東京駅機能停止時の代替拠点」としての大宮の重要性は極めて高いと言えます。
絶対に起きないで欲しいですが……万が一の事態の事も考えておかなければなりません。
※このブログは私の想像で書いておりますので確定事項ではないのでお間違えの無いようお願いします!
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