物件を探していると「グルニエあり」という表示を目にしたことがあるかと思います。
グルニエと聞いてもよく分かりませんよね。
私は美味しそうな料理を想像しちゃいました(笑)
そこで今回はグルニエの紹介やロフトとの違いについて簡単にご説明します。
グルニエとはフランス語で「屋根裏部屋」を意味します。
天井と屋根の間のスペースを利用した屋根裏収納の方がイメージしやすいかも知れません。
折りたたみ式ハシゴ、取り外し可能なハシゴ、固定階段タイプのハシゴなどを設置するタイプもあります。
映画「グーニーズ」で、宝の地図があったマイキー家の屋根裏部屋みたいな感じです。
グルニエは基本的に収納スペースとして利用しますが、天井の高さ、室内の広さ、採光、通気、エアコンなどが確保できれば様々な使い方ができます。
グルニエの活用方法
◆収納
収納として利用すれば居住スペース(リビングや寝室)は片付きます
・季節家電(扇風機、ヒーターなど)
・夏場に使用しない冬物の洋服の保管
・大型の荷物(スーツケースなど)
・なかなか処分できない思い出の品など
※温度や湿度の影響を受けやすいものを収納する際には換気や空調機能を整えましょう
※ただ物を置くのではなく、棚や収納ボックスを利用して機能的な空間にしましょう
◆子供部屋
天井が少し低くても子供なら問題ありませんし、秘密基地のような感覚で嬉しいかも知れません
◆趣味部屋
静かで隔離された空間なので書斎やシアタールームにも最適です
家族で過ごす時間も大切ですが、一人の時間も大切です
グルニエとロフトの違い
ここまでグルニエの説明をしましたが、普通は「天井と屋根の間にある空間=ロフト」と考えてしまいますよね。
建築基準法には以下のように示されています。
・面積は下の階の1/2以下であること
・天井高は1.4m以下であること
この基準はグルニエとロフトも全く同じなのです。
グルニエとロフトの大きな違いは「ハシゴが固定式であるかどうか」なのです。
・グルニエ ⇒ 天井と屋根の間に作られたスペース
・ロフト ⇒ 部屋の一部分を2階建てのように区切ったスペース
【グルニエ】
●天井と屋根の間の屋根裏に位置している
●ハシゴは収納式(取り外し可能や折り畳み式など)
●物置や収納場所としての意味合いが強い
【ロフト】
●部屋の一部分を2階建てのように区切った場所
●ハシゴが固定式(取り外しが可能なものもあります)
●専用のハシゴがあることからも部屋としての意味合いが強い
まとめ
グルニエはハシゴが固定されていない屋根裏部屋のことです。
小屋裏収納として活用できる便利なグルニエは工夫次第で収納スペース以外にも書斎や子ども部屋など様々な用途で活用することができるので利便性は高いのですが、高齢者や小さなお子様のいるご家庭の場合は危険性も十分に考慮しましょう。
またマイホームに設置する場合はどんな使い方をしようかと考えるのも楽しみの1つになりますね。
グルニエのスペースをうまく利用して、より快適な生活環境を作りましょう。
マイホームの購入や賃貸物件探しの際に参考にしていただければ幸いです。
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