賃貸物件を探していると「デザイナーズマンション」という言葉を聞いたことがあると思います。
名前だけ聞くと、なんかオシャレでかっこいいイメージがありますよね。

そこで今回は「デザイナーズマンション」とはどんな物件なのかをご紹介します。
これから一人暮らしをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。



デザイナーズマンションとはデザイナーが内装、外装にこだわって設計した物件のことです。
ただデザイナーズマンションやデザイナーズ物件には明確に決まっているものがないので、この物件がデザイナーズ物件なのかは不動産屋やオーナーさんの判断によって決まるのです(笑)

主なデザイナーズ物件の特徴

・コンクリート打ちっぱなし

・お風呂がガラス張り

・壁一面に大きな窓

・部屋の中に螺旋階段がある

・部屋の中央にキッチンがある

上記以外にも特徴があり、普通の賃貸物件ではあまり見ないような仕様のものが多いです。


メリット

・オシャレ
お部屋の中だけでなく、外観や共用部もオシャレなものが多くスタイリッシュです。

・開放感がある
お部屋の中に柱や仕切りのようなものがないケースが多い。

・コンクリートの打ちっぱなしの壁は遮音性がある
コンクリートは音を通しにくい素材なので音楽や映画などを大音量で楽しめる。隣人の生活音も聞こえにくい。

デメリット

・コンクリートの打ちっぱなしの壁は夏は暑く、冬は寒い
コンクリートは熱伝導率が高いのでちょっと不便です。

・カビが生えやすい
コンクリートに溜まった水分は3~10年かけて徐々に抜けていくのでカビが生えやすく、冬は結露しやすくなります。

・家賃が高い
デザイナーズ物件は希少価値が高いのでまわりの普通の賃貸物件よりも家賃は高い。

・電気代が高い
間接照明が多いので、普通の賃貸物件と比較すると電気代が高くなります。

・収納があまりない
デザイナーズ物件は収納が少ないのですが、収納が全くないなんて物件もあります。
これは実際に案内した時によく言われます(笑)

・住みづらい
オシャレを追及すると住みづらいという点がでてきます・・・。



デザイナーズマンションも普通の物件と同じようにメリット・デメリットは当然あります。
実際の利用者の声では「デザイナーズマンションはかっこいいけど、住みづらい」という意見をよく聞きます。
※全てのデザイナーズ物件が住みづらいわけではありません

デザイナーズ物件をお探しの方は内見時に「生活のしやすさ」をしっかりと確認するようにしましょう。写真や間取り図を見るだけでは気付かないポイントはたくさんあるのでチェックは慎重に行って下さい。


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