物件を借りる際の内見は非常に大切です。
今回は内見時のチェックするべきポイントをご紹介します。
遠方の方以外で、内見をせずに契約をする方はあまりいません。
実際に内見をして、部屋の隅々まで見てから契約する方がほとんどです。
ただし内見しない場合もあります。
・現在、入居中の物件
・新築物件（建物が完成していない）
内見可能な時間帯はその物件を管理している会社（管理会社）の営業時間内となるので、基本的には10時～18時くらいとなっています。内見物件は多くても1日3～5物件が良いかと思います。（内見物件を増やしすぎるとイメージが混同してしまいます）
※賃貸物件1件にかける時間は15分ほどが目安ですが、気に入った物件があれば時間を掛けましょう
内見時のチェックポイント
・日当たりの良さ
昼間の内見では実際の日当たりを確認できます。日当たりは部屋の明るさだけでなく、洗濯物の乾燥にも影響するほど大切です。（※乾燥機がないお部屋の場合にはチェックしましょう）
・部屋の広さ
内見時のお部屋は家具などないため広く感じますが、実際に家具などを搬入・配置すると思ったより狭いと感じることがあります。ベッドやテレビ台といった大型家具を配置した時の様子をイメージしてお部屋選びをしましょう。
・窓からの眺望
窓からの眺望は内見時のお部屋の写真だけでは分かりません。実際に窓を開けてみたら隣の建物の壁だったということも結構ありますので、自分の目で確かめましょう。
・ベランダやバルコニーのサイズ
ベランダやバルコニーも写真で見ていたよりも小さかった、もしくは狭かったなんてこともあります。実際に自分でベランダやバルコニーに出てみて確認しましょう。
・騒音
上下、左右の部屋の生活騒音（足音や話し声など）がどれくらいなのか知ることも大切です。実際に壁、床、天井を叩いてみて中身が詰まったような音をしているか確認しましょう。※空洞のような音が聞こえる場合は壁が薄い可能性が高いです
・収納の広さ
収納も写真で見ていたより小さい、狭い場合があります。広さ、奥行きなどをしっかりと確認しましょう。
・コンセントの数と位置
家電が多い人はコンセントの数や位置はかなり重要です。延長コードなどで延ばせば問題ないのですが、配線が見えているのが嫌いな人もいます。出来る限り配線を隠せるように家具を配置する近くにコンセントがあるか確認しましょう。
・家具は搬入できるか
購入した家具が玄関のドアから搬入できないというケースも少なくありません。せっかくのお気に入りの家具が入らないなんてことにならないように玄関から搬入できる大きさなのか確認しましょう。
・電波状況
都内でも携帯電話の電波が入らない物件が稀にあります。物件の構造や近隣の建物によって影響があります。一般的には木造は電波が入り易く、鉄筋コンクリートは電波が入りにくいと言われています。電波が入らない場合は自宅用の携帯アンテナの設置をしましょう。
お部屋内ではありませんが、周辺環境を知ることも大切です。
周辺環境のチェックポイント
・コンビニやスーパーの近さ
生活に欠かせないスーパーやコンビニの場所などは把握しておきましょう
・駅からの道
坂道ばかりか、街灯や人通りの多さなどはチェックしましょう
・治安
昼間と夜間では雰囲気が異なるので気になった物件周辺は夜も実際に行ってみましょう
・交通の利便性
駅まで徒歩で行けるか、自転車なら駅に駐輪場はあるか、バスなら運行本数はどうかなど事前にチェックしましょう
内見時のチェックポイント・周辺環境のチェックポイントをご紹介しましたが、ご自身で事前にチェックできるポイントも上記以外にたくさんあります。
スーモ、アットホーム、ホームズなどのポータルサイトならコンビニやスーパー、病院などの周辺地図も掲載しているので、お部屋探しの際に参考にしてみてください。
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